2017年4月20日木曜日

小学生おけるバスケットボール指導の指針

ミニバスを指導するときに、どのように行えばよいかを迷っているコーチはおられると思います。指導の指針が出ていますので、ここに載せておきます。

対象年齢低・中学年高学年
ステップ楽しみながら動きを習得する上達する喜びと良い習慣作り
指導目標バスケットのプレーの薬しさを味わわせ、もっとうまくなりたいという気持ちを育てる。個人技衝を見せて、トライさせる。巧みな身のこなしとバスケットの基本スキル、器用さ獲得。
プレーの状況判断を高める。自ら進んで取り組む姿勢。
ゲームの目標オフェンスゴールを視野に入れたプレー。もらって(抜いて)シュートゴールを中心に、個人戦術からグループ戦術の展開。
ディフェンス自分の相手を遅れずにマ-クする。協力してボールを守るマンツ-マン。
技術の基本能力ボールコントロール各種ポールハンドリング・テクニック(左右均等に使える)。基本的ボールハンドリング。(両手均等)スポットドリブル。
ボディコントロールいろいろな動作(垂心移動)。ストップ(ジャンプ・ストライド)重心移動と良い姿勢。ストップとピボット。6種類のもらい足。
攻防の基本技術パスとキャッチパスを正確に出す。動きの中でのミートとキャッチディフェンスに応じた各種パスの使い分け。走りながらのパス。
ドリブル前進・サークル・ジグザグドリブルボ-ルを見ない方向変換、コントロール。ボディフェイク。
シュート届くフォームと距離でたくさんシュート。レイアップ
シュートに興味を持つ。シュートが入ることにおもしろさを感じる。
正確なシュートフォームづくり。(ワンハンド)ペリメータージャンプシュート。
攻撃のフットワークおにごっこ(遊戯的)おにごっこ。正しい方向変換と抜くタイミン久(チェンジオブベース)
防御のフットワーク各種ステップの正しいフォームづくり。素速い開運び。
攻防の基本的プレーオフェンスリバウンドボールに向かって、空中(最高点)でキャッチシュートしたら必ずリバウンド
ディフェンスリバウンドスクリーンアウトの意識。
ボールキープ1対0のピボット1対1のピボット。ドリブル中のボールキープ。(視野)
アウトナンバープレー2対1相手が近づいたらパスをする。2対1:シュートをねらうー連の動作からパスをする。
1対1の攻撃あいたらシュート。ディフェンスが出てきたらぬく。オープンスペースを意識した1対1。カットインプレー。
1対1の防御マークマンにしっかりつくマークマンに対する正しいスタンス、つき方
2対2の攻撃シュートできないときに、味方にパスパス・アンド・ランプレー。
3対3の攻撃動いてパスを受けて1対1をするパス・アンド・ランプレー。ドライブの合わせ方。
協力防御自分のマークマンをしっかり守るヘルプディフェンス。ポジションとビジョン。
チームプレーファーストブレイク味方のボールになったらゴールに走るワンマン速攻から3線速攻まで。
セットオフェンス対人ボール保持者の1対1。味方攻撃の邪魔をしないオールラウンドの1対1。パスアンドランプレーを中心とした2対2
セットオフェンス地域(原則的にはマンツーマンだけ)パンチングを中心とした1対1(原則的にはマンツーマンだけ)
対人防御自分のマークマンをしっかり守る1線、2線、3線の意識
地域防御禁止
特殊攻撃なしジャンプボール、スローインフォーメーション。
特殊防御

体力トレーニング練習やミニゲームの中で、楽しく、総合的なスポーツの「基礎能力・動き作り」を養う。スピードよりテクニック優先ボ-ルを使った練習で、スマートな身のこなし(バランス、柔軟性、素速さ)獲得。筋力・スピード系のトレーニングは、まだ無理。
指導上の留意点常に明るい雰囲気で、プレーの内容に完璧を求めない。自分の能力にによって問題を解決し、決断力・積極性・自信を育てる。全員を平等にゲームや練習に参加させ、良いところをほめる。練習の目的や重要性を選手たちに納得させる。(例:ウオームアップ、各種技術等)尋上の留意点 きな原則のもとでプレーさせ、その中で選手の判断力を伸ばす。プレーの結果を叱らずに、根気よく励ます。

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